信長の野望201X
「信長の野望201X」…このタイトルを最初にみた時、一瞬固まりました。
(ー△ー;)エッ、マジ?!!!
織田信長を主人公にした作品は多々あれど、信長の野望にしてはちょっくだけた感じのタイトルです。
ゲームの内容は、現代の日本にUMAが出現し、なぜか戦国武将も現れたので現代人と戦国武将が手を組み、UMAを討伐するというもの。
世界観
現代社会に突如現れた幽馬(UMA)。
幽馬(UMA)たちは京都の空に開いた次元の穴的なところから現代社会に侵攻してきます。
人は幽馬(UMA)に支配された土地へ入っていくことができず、支配された土地は次元のゆがみで戦国時代の日本へと変容していくのでした。
この出来事に政府は「特地解放機構」という組織を構成して事態の収拾に勤めます。
そして、「特地解放機構」の一員で陰陽師の末裔でもあるプレイヤーは、日本全国の幽馬(UMA)に支配された地域を解放するため戦いへと向かい、戦闘の指揮を執ります。
幽馬(UMA)との戦いで苦戦を強いられる最中、ある戦国武将がプレイヤーと力を合わせることで、形成を逆転することが可能となったのでした…。
配置と役割が重要になるパズルバトル
本作はパズルゲームをクリアして幽馬(UMA)を討伐していきます。
戦国武将をパートナーに、各ステージをクリアしていきましょう。
パズルは3×3のマス上に武将を配置して、攻防を行います。
バトルの基本
武将の配置には制限時間が設けらています。
武将のマス移動は、縦なら縦のみ、横なら横のみと、行単位、列単位でうごかしていく仕組みです。
敵の攻撃は最前列に配置された武将が受けます。
マスにはギミックが施され、赤いマスに武将を配置するとダメージを受け、青いマスに武将を配置するとスキルが使用できます。
さらに、青マスは縦または横で一列揃えるとスキルコンボが発生。
武将の顔の右下にある数値が100になると、武将は現代の武器で幽馬(UMA)を攻撃します。
職種による機能の違い
武将は、属している職業によってマス上で取ることが出来る行動が変わります。
職種は芸者・戦術家・射撃手・薬師の4タイプから成り、レベルが上がるとクラスチェンジが可能です。
武芸者…前列に配置すると敵を攻撃。HPが高く敵からの攻撃の盾役として活躍。
クラスチェンジをすると防御面でさらに活躍する剣士になります。
戦術家…前列・中列で攻撃が可能。
クラスチェンジをすると攻撃面でさらに活躍する軍師になります。
武芸者と戦術家は攻撃できない位置に配置すると力をためます。
射撃手…前・中・後のどの位置からでも攻撃可能。
HPが低めなところが弱み。
クラスチェンジ後は銃士となり、敵の防御力を下げることができるようになります。
薬師…基本的に中列配置で前後の武将を支援、後列は周囲の武将を回復させます。
クラスチェンジ後は衛生士として味方の攻防の支援を行います。
進め方
日本地図から「魔境」を選択して戦国武将で組まれたパーティーで出撃します。
エリア内のダンジョンを攻略し、開放度を上昇させていきましょう。
まとめ
「信長の野望」シリーズでは異色の本作。
従来のシリーズファンが従来の面白さを求めると好みが分かれそうな作品ですが、パズルゲームとしての面白さは十二分にあります。
武将たちのイラストが垢ぬけた感があるものの、本作の雰囲気にあっています。
歴史好きだけど「信長の野望」的な建国SLGは苦手というプレイヤーさんにおすすめのゲームです。