ファントム オブ キル
「ファントム オブ キル」は伝説の武器の名前を持つ斬ル姫たちをバトルフィールド内で操作し、物語の真相を解き明かしていくゲーム。
王道展開のファンタジーJRPGだから、違和感なくゲームの世界に没入していける。
リリース時から続いて完結した「天上編」はもちろん、新章の「ロストラグナロク」編と、膨大なボリュームのシナリオを楽しむことができる。
内容
TVアニメの様に作りこまれたムービーは巨匠押井守の監修によるもの。
プレイヤーは伝説の武器の名が名前となっている少女たちと共に失われた記憶を探し求め、「異族」と戦いながら、旅を続けていく。
タクティクスバトル
戦闘はマス目のフィールドを移動して交戦するタクティクスバトル。
ターンごとに敵と味方がユニットを動かし、行動を決定する。
また、攻撃アクションの決定前にダメージの予測値や命中率が表示される。
これは、「ファイヤーエンブレム」などのタクティクス系ゲームで遊んだことがあるプレイヤーにはお馴染みのバトル方式。
各ユニットは装備可能武器が設定されており、武器毎に相性が存在する。
ユニット
「ファントム オブ キル」のユニットの成長は多様な特徴があり、同じ姫であっても同じ成長を遂げるというよりは、プレイヤー毎に特徴ある姫を育てることができる。
姫型
タイプにより、レベルアップ時のステータスの伸び方の特徴が異なる。
ユニットのスキルやステータスの性能と、型のステータスの伸び方を一致させれば、より強力なユニットへの成長も可能にする。
「匠姫型」
速と技が成長しやすいので、スキル・必殺の出しやすさに加え、追撃を発生させやすいといった特徴を持つタイプ。
力や魔に成長補正はかからず、守と精が成長しにくいところが短所。
「王姫型」
運のステータスが上がりやすく、全ステータスが万遍なく成長するバランス型タイプ。
「命姫型」
HPが成長しやすい姫型。HP消費型の攻撃や、ダメージ量に応じたステータスの上昇スキルを持つユニットとの相性が良いタイプ。
魔の成長率に補正がかからないという短所がある。
「攻姫型」
力が成長しやすく物理攻撃に特化されたタイプ。
守のステータスが成長しづらい。
「魔姫型」
魔が成長しやすい魔攻撃に特化されたタイプ。
耐久面が低い。
育成
「姫進化」
ユニットのレアリティを上げて、最大レベルの上昇、ステータスの上昇といった能力の引き上げを行う。
進化後のユニットはレベル1に戻るが、ジョブとレア度は上位へと変化。
進化前のユニットのステータス値の10%を引き継げ、スキルが強化される。
デメリットは一時的なステータス低下とコスト高が挙げられる。
「姫統合」
素材とするユニットが対応するステータスの上昇が可能。
さらに、ベースユニットと同名・同レアリティの同ユニットを統合すれば「上限突破」を行う。
また、ベースと同ユニット(同じイラストのユニット)または同じスキルを持つユニットを統合すればスキルのレベルが上がったり、ベースと同ユニット(同じイラストのユニット)または「運のラキドル」を統合すると、運のステータスが上る。
そして、ベースのユニットと同じユニットを統合することで、1体につき1つ+値を上昇させるといったメリットもある。
「姫強化」
専用素材の「パララ」を合成し、能力値を上げることが可能。
弱点補正などに最適なな育成方法。
「姫転生」
再育成したいユニットを育成しなおせるシステム。
確率によって転生前のユニットよりも強くなったり弱くなったりするので、転生前に「記憶の保存」を行い、失敗した場合に備えて行った方が安全。
まとめ
片手でできるシンプルな操作とシナリオの重厚感に加え、やりこみ甲斐のある育成システムが揃った本作。
新章も追加され、シュミレーションRPGをとことん遊び尽くしたいプレイヤーさんにはおすすめのゲーム。